大阪市天王寺駅、阿倍野橋駅の司法書士 榊原秀剛司法書士/社会福祉士事務所 > ブログ > 2006年9月25日(月)

2006年9月25日(月)


先日、知的障害の方の障害区分認定調査に立ち会いました。
社会福祉協議会の方がこられて、体のこと心のことなどにつき、多くの質問をされ、「ひとりでできる」、「一部手助けがあればできる」「ひとりでできない」などという単純な回答項目に丸をつけてゆかれます。

日本語が難しいせいなのか、体の機能についての質問でも、「そんな単純なものじゃないでしょ」というものが多く見られたように思います。
調査員の方は誠実に懸命に職務をおこなっておられましたが、その項目の一つ一つが、調査を受ける障害者の生活に直結するわけですから、あまりにあやふやな項目で、
「じゃあ、これは一人でできますね」などと明るく言われるとだんだん腹がたってきてしまいました。

その知的障害の方は、お体も不自由で決して一人で外出することなど、生まれてこの方ありません。ところが、
「一人で外出してもどれないことがありますか?」なんていうふざけた質問事項もあって、どうしてもこれは「ありません」ということになるわけです。
じゃあ、まるで、たいした障害もないように評価されてしまうのではないかなどと疑心暗鬼になってしまいました。
問い正せば、これは、認知症のあるお年寄りのために作られた質問項目を障害者にも使っているということでした。

厚生労働省の役人は「薬害エイズ」や「アスベスト」や「C型肝炎」を持ち出すまでもなく、これだけで国民をどのようにお考えなのかわかったような気がしました。
「美しくない国」ですね。



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