大阪市天王寺駅、阿倍野橋駅の司法書士 榊原秀剛司法書士/社会福祉士事務所 > ブログ > 今年もよろしくお願いいたします

今年もよろしくお願いいたします


いよいよ2009年が始まりました。
100年に一度という経済不況のなかで、今また、中東で悲劇が起こっています。たくさんの子供たちが無残にも亡くなってゆく様子をテレビで見るたびに、胸が潰れる思いがします。
日本の政治にはそれを助ける力はなく、タテに歪んだ口を開けば「読み間違い」、書き初めをすれば、「書き間違い」をする宰相ならば、期待する方が無駄なことはわかっておりますが、情けない限りです。

しかし、新年だというのに、この閉塞感はどこからくるのでしょう?
お正月の番組で、例の改革の旗手だった学者様で政治家だった人が、今回の派遣労働者の窮状について改革が間違いだったのではないかというような議論を受けて、それこそ理路整然と、改革の正当性を論じている場面を見ました。反対をとなえる教授は、決定打をその学者様に与えることができず、見ていてどこかもどかしい気がしましたが、しかし、私は、学者様が自己の理論の正当性をそれこそ縦板に水のごとくおっしゃっているのを聞くうちにある種の嫌悪感さえ覚えてしまいました。
彼は、あくまでも学者様です。政治家ならば、その発言で視聴者を納得させなければなりません。人は、いくら理論だてて、明晰な頭脳を披露されても、納得できるものではありません。かえって、反発を感じてしまうものです。そこがわからないのが、彼が学者様にすぎない所以です。
また、学者様ですから、政治的な責任をとるということなど、全く無縁なことです。職業政治家なら、政治生命を断たれたりして、つまり、「ただの人」になってしまって、下手をすれば路頭に迷うわけですが、彼にはありがたい大学が待っていてくれました。これからも、きれいなおべべを着て、おいしいものをいっぱい食べて、財界主催の「シンポジウム」などで賢いことを得意満面で話して暮らしてゆくのでしょう。
いつ、食べられなくなるかわからない人の気持ちなどわかりっこないですよね。
その彼を重用した時の宰相も、やれ、オペラだ、クラッシックだと騒いだ後で、急に政界を引退し、「私も親ばかでして・・・」と、何の苦労もわからない、イケ面の二男に選挙区を譲る。「自民党をぶっ壊す」などと言いながら、実質、何も変わらず、壊したのは、国民の生活だけで、自分の政治家の地位は、恥ずかしげもなく、「世襲」しようとしている。

標なき時代に、一条の光かと思った「改革」の正体を知ってしまったところに今の閉塞感の一つの原因があるように思います。この困難な時代に、今後、何を信じてどこに向かってゆけばいいのか、その出口が見えない空虚さに人々の心は侵されているように思えます。

私は、大きなことはできませんが、私の事務所を頼ってくださる方々のお力になれるよう、本年も精一杯頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。



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