大阪市天王寺駅、阿倍野橋駅の司法書士 榊原秀剛司法書士/社会福祉士事務所 > ブログ > 落日 2007年10月15日(月)

落日 2007年10月15日(月)


先日、小豆島に行きました。瀬戸内の鏡のような海に昇る朝日と沈む夕陽を見る機会に恵まれました。朝日は白み始めた水平線をオレンジ色に染めみるみるその輝きを透明なものに変え、天に昇って行きました。対照的に前日に見た夕陽は、朱に少しずつ墨を流し込むようにゆっくりと闇に融けてゆきました。私は、夕陽に心奪われ、飽くことなくあたりが真っ暗になるまで見続けていました。

闇に向うような出来事が立て続けにおこる昨今です。

その昔、私が小さい頃は、世の中に間違いなく「偉い人」がおりました。勉強の良くできる子供を指して「末は博士か大臣か」などといったものです。
内閣総理大臣、裁判官、弁護士、教師、医師、大相撲の横綱などなど、みんな偉い人たちでした。

「僕ちゃん、もう、チかれたし、ぽんぽん、痛、痛、だからやーメタ」と職務を投げ出す「ソーリ」から、「人権、人権」と唱えるばかりで、人間の心を理解できない、そのくせ、記者会見で、なにかにとり憑かれたように泣きじゃくる「先生」や、組織を守るためか、とどのつまり自分たちの実入りを守るために「心技体」の整わない小僧っ子にまわしをつけさした挙句にトンずらされ、裏で若者をなぶり殺していた肥満者団体とか、落日の似合う国になりました。
そうそう、ボクシングでも、我々が憧れた「あしたのジョー」の矢吹ジョーや力石徹のストイックさとはかけ離れた、餓鬼の喧嘩のような試合が行われたとか。
かくゆう、司法書士から政治家になったお姫様も「ぶって!ぶって!」と見識豊かそうなので同じ司法書士である私はなんともいえなくなりますが。
21世紀、超高齢化社会のこの国は、どこかいびつに、闇の中に溶け込みそうな秋風の身にしみる今日この頃です。



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